備北オートビレッジ - ジャンボおばさんのキャンプ日記

備北オートビレッジでキャンプしました！

ここは職場のキャンプ先輩のオススメ情報もあり、行ってみたいと思っていました。
備北オートビレッジは、入り口はゲートがあって利用者しか入れないような仕組みになっており、セキュリティー面は安心できます。
チェックインは14:00から、とちょいと遅めですが、車で5分ほどの所にスーパーや100円ショップで不足の食材や物品を買ったり、キャンプ場の隣の国営備北丘陵公園で遊ぶなど、十分時間をつぶせます。

まずは管理センターで手続きです。
キャンプ用品販売の品揃えも豊富です。ユニフレームのステンレスペグは街中のアウトドア用品店よりも300円ほど安かったので、早速購入しました。薪の販売もあり、見たところ広葉樹のようです。500円は安いですね。

今回はフリーサイトにしました。キャンプシーズンも終盤ということで、全21区画あるうちの6区画くらいが埋まっていました。荷物の搬入時は車の乗入れが認められているので、荷降ろしはかなり楽です。サイトは芝生が綺麗に植えてあり、地面もフラットで、きちんと整備されていました。

キャンプを始める

タープを貼り、焚き火台をセットし、まずは火起こしです。

夕方、燻製づくりから始めました。
今回は、鶏のささみの燻製と、豚の肩ロースでベーコン作り。
鶏のささみは、前の晩にニンニクの薄切り、塩、砂糖、白ワイン、コショウを混ぜたマリネ液に漬け込んでおきました。
ベーコン用の豚肉も、おろしニンニク、酒、砂糖、塩、こしょう、ブランデーを混ぜた液に漬け込んでおきました。
スモークする1時間前位に表面の水気を拭いて乾燥させます。
チップは100円ショップで購入した桜チップを使いました。煙が立ち始めたら肉をスモーカーにセットし、スモーカーの温度計が100℃位になるように火加減を調整しながらスモークさせていきます。煙がでなくなったらチップを新しいものに交換し、これを数回繰り返し、待つこと1時間、鶏ささみ肉の燻製と、燻製ベーコンが出来上がり！
燻製の本によると、何時間もスモークするように書かれていますが、素人が自己満足で楽しむ程度なので、中まで火が通ったらスモーク終了です。

出来上がりを見ると、我慢しきれずに鶏ささみ肉を早速頂きました。
全体的にしっとりと仕上がって、鶏の淡白な味が濃厚になり、劇的変化を遂げました！
ベーコンの方は我慢して、しっかり熟成させてから頂くことにします。

さて今晩の夜ご飯は...

メイン料理はダッチオーブンで鯛の塩釜焼きに挑戦！

前日に全長30cm程の鯛一匹と、粗塩1kgを購入。鍋の底に塩を敷き詰め、薄く塩を振った鯛をクッキングシートでくるんで塩の上に置き、塩と卵白を混ぜたものを鯛の上に完全にかぶせるように固め、鍋に蓋をします。鍋底は中火、蓋の上も中火で40分位加熱して出来上がり。卵白で固めた塩はとても硬いので、金槌で叩いて塩を割り、鯛を取り出すと、鍋底側はちょいと焦げてましたが、上側はちょうど良い焼き具合。ほっとしました。鯛の水分は封じ込めたまま、しっかりと蒸し焼きされた鯛は身が柔らかくしっとりとして、味は焼き魚とは雲泥の違い。あまり手は掛かからなかった割りに、見た目は大作！胃もココロも満足です。

その時のダッチオーブンの上火を利用して、ダッチオーブンの蓋の上でパエリアを作りました。通常と同じく30分でパエリアが完成！上火利用は炭の有効活用ができて、エコした気分。とっても賢い方法ですね。

その他は、ユニフレームのファイヤーグリルでBBQ。豚ロース厚切りを炙り焼きしました。味付けは塩コショウのみ。ジューシーで食べごたえがありました。
ファイヤーグリルの傍らで、シェラカップに湯を沸かし、カップ酒の容器を付けて、ぬる燗を頂きました。体があったまるーっ。

食後は...焚き火で暖まる

漆黒の夜に揺らめく焚き火の炎を見つめながら、ぼーっと過ごしました。この時期、どこのサイトも焚き火台で火を起こしていました。夜はかなり冷え込んできたので、焚き火で暖が取れて良かったです。
備北オートビレッジは22時以降は明かりを消して静かに過ごすのがルール。
最後の焚き火が消えると、静かに寝床へと向かいました。