ニューヨークチーズケーキ

ベイクドチーズケーキを作りました!
冷蔵庫にサワークリームの買い置きがしばらく眠っていたので、濃厚なチーズケーキが食べたいと私の舌と胃袋が切実に欲しており、作ることにしました。

サワークリームは、生クリームに乳酸菌を加えて発酵させたもので、酸味があります。

料理本やネットには色々な分量や作り方が載っていますが、自分用スイーツということで、多少分量はアバウトに考えて作りました。
これまで数回作りましたが、多少分量が違ってもベイクドチーズケーキは失敗なく作れると思います。
サワークリームを入れると、どっしりとコクのあるニューヨークチーズケーキ風の味になります。
サワークリームがない場合は、プレーンヨーグルトをろ過して水分を切ったものを入れると、やや柔らかめのチーズケーキになるそうです。

さて、作り方を紹介します。

材料(直径21cm×高さ3cm)

土台用
 ビスケット 100gくらい ※”森永マリー”などのシンプルなもの
 バター 20gくらい

クリームチーズ 200g  ※一般的に売られている商品の一箱分です
サワークリーム 100ml  ※たまたま買ったものがこの分量でした
ラニュー糖  70g
卵  3/4個
薄力粉 15g
レモン汁 大さじ1と1/2
バニラエッセンス 4滴くらい
すりおろしたレモンの皮 一つまみ程  ※表面にワックスがかかってない国産レモンを使いましょう!

作り方

(1) クリームチーズサワークリームは冷蔵庫から出して、常温に戻しておきます。
(2) チーズケーキの土台用に、ビスケットをビニル袋に入れて小さく砕き、溶かしたバターを加えてよく混ぜます。カロリーが気になる方は(気休めですが・・・)、バターを減らしてグレープシードオイルなどクセのない植物油を加えるといいかも。
(3) セルクル型(輪っか状で、底がない金属の型)の底と側の部分にクッキングシートを敷きます。
 これがちょっと手間。鉛筆で型を取って、ハサミで紙細工のように切って・・・
(4) 紙を敷いたセルクル型の底の部分に1を入れて厚さが均等になるように敷き詰めます。
(5) 大きめのボウルに常温に戻したクリームチーズサワークリームを入れ、泡だて器でよく混ぜます。
(6) 卵、砂糖、レモン汁を加え、バニラエッセンスを数滴垂らし、よく混ぜます。
(7) 振るった薄力粉を加えてさっくり混ぜ、すりおろしたレモンの皮を加えます。
(8) (7)を型に流し込みます。
(9) 200℃に予熱したオーブンで30〜40分焼きます。

さて、焼きあがったところで

「いただきまーす!」はちょっとお預け。
ベイクドチーズケーキは冷蔵庫でしっかり冷やしたものが美味しいのです。
焼き上がりは、チーズがとろとろとして、ねっとりした舌触りに欠けます。
その代わり日持ちするので、数日間は楽しめますよ。

実は前回、ベイクドチーズケーキを失敗してしまったんです。
オーブンを使うのが面倒で、ガスレンジのグリルで焼いたところ、焼く途中にケーキが結構プクーっと膨らんで、表面がグリルの天井にあたって剥がれてしまい、表面の美味しそうな焼き目がない無残なチーズケーキになってしまいました。
最近のガスレンジやIHクッキングヒーターのグリルは、庫内が広いのでケーキやピザも焼ける、と謳っているものがありますが、想定外の膨らみにはくれぐれもご注意を!