サントリー山崎蒸溜所


一度は行ってみたかったサントリー山崎蒸溜所!
シングルモルト楽しみ方講座」に行ってみました。

まずはウイスキー製造工程の見学から。



原料の麦芽モルト

発酵工程
巨大な木の桶

こちらは金属タンク

蒸留工程。
蒸留塔は全部で8基。
同じ形はない。

様々な種類の成分が蒸留するため、とのこと。

蒸留直後のウイスキーの原酒。
色は透明で度数もかなり高い。
匂いはまるでエタノール

原酒をホワイトオークの樽に詰めて長い時間寝かす
次第に琥珀色に変わり、ウイスキーらしい香りが出てくる。

ホワイトオークの丸太が展示してありました。

その横には樽の模型が。樽の内側になる部分は燃やして炭化させているとのこと。

山崎蒸溜所で最も古い樽。
No.0001の刻印。
なんと1928年モノ。

テイスティング、開始


ウンチクはそこまでにして、さて待望のウイスキーの試飲!

4つのウイスキーテイスティングし、銘柄を当てます。

色を見て、匂いを嗅いで、口に含んで。
今回出されたのは、山崎12年、白州12年、マッカラン12年、ボウモア12年。

4つとも正解、やったー!
次にウイスキーの美味しい飲み方講座。
山崎12年でハイボールを作ります。

まずはグラスに氷をたくさん入れて

ウイスキーを入れます

マドラーでぐるぐる混ぜて、氷が溶けたら氷を追加します

炭酸水を注ぎます。

炭酸水は、”プレミアムソーダ”。
山崎の名水。

最後に、マドラーで1回転だけ混ぜて出来上がり。

こんなに美味しいハイボールは今までに飲んだことがありませんっ。
ウィスキー、氷、炭酸水、すべて山崎の名水だからでしょうか?
天王山トレッキングの後だからでしょうか?
蒸留所の空気感?
とにかく最高です。

ウイスキーに合うおつまみも用意されていました。

スタッフのお姉さんのイチオシの”チョコレートあられ”。
甘辛くて、ハイボールにぴったり。

山崎ウイスキー館も楽しい


出されたウイスキーを全部飲み干し、90分の見学&講座は終了。
気分もとっても良くなりました。

山崎12年のミニボトルをお土産にもらい、もっと欲しくなって売店で物色。

売店の床もオーク。

隣接する資料館には、いろいろな年代のウイスキーが陳列してありました。

世界の五大ウィスキーの展示も。

洋酒天国の表紙

昔のレトロなポスターの展示もあり

創業者の鳥井信治郎のサイドボードの再現。

天才的なブレンダーだったんですね。

見学終了


サントリー山崎蒸溜所を見学して、すっかりウイスキーに魅せられました。
また美味しいハイボールが飲みたいな。

このあと、山崎から新大阪まで戻り列車を待つ。

和倉温泉行きのサンダーバードから、山崎蒸溜所を写真に納めました。

「強雨の中の天王山トレッキング」で納得した!

これを体験したお陰で、雨水が山崎の名水となって、よいウィスキーの仕込水となる。
このことを実感した一日でした。
サントリーウィスキーのファンになりました。