金刀比羅宮 こんぴら参り

香川県金刀比羅宮に行って来ました

ちょうどこの時期は青春18切符が利用できるので、鈍行列車の旅にチャレンジすることにしました。
荷物は25リットルのリュック一つにまとめて、ずっと担いで回りました。
広島から岡山まで3時間ちょっと。
岡山までは乗り換えがない列車を選んだので、コーヒーを飲みながら本を読んだり、音楽を聞いたりと、寛いでました。

岡山で瀬戸大橋線に乗り換え、児島で予讃線に乗り換えて瀬戸大橋を渡り、琴平まで1時間ちょっと。
トータル4時間21分の旅。
気分的にはあっという間、琴平に着きました。

まずは讃岐うどん

琴平駅から金比羅宮に向かう道中に何件かうどん屋があり、「セルフ」のうどん屋に入りました。
かけうどん1杯200円。

ネギ、おろしショウガ、天かすがのったシンプルなうどん。
やっぱり本場は麺がもちもちして美味しいっ。

スープも全部飲み干しました。
腹ごしらえすると元気が出てきました。

石段が続く

金刀比羅本宮までの785段の石段を登って行きます。

竹の杖を観光案内所で借りました。
両脇は土産物屋さんで賑わっています。
金刀比羅の「タクシー」(=籠)も利用できるようです。”空車”とすれ違いました。

本宮までの中間地点

大門に到着。
結構きついです。
大門を抜けると、白い傘を広げた5つの露店がありました。
「五人百姓」と書いてあります。
その意味を店の方に聞いてみると、金刀比羅宮で唯一商売できる方々だとか。
昔懐かしいべっこう飴を売っていました。伝統なのですね。

やっと御本宮


御本宮を目の前にして急階段。

最後のひとふんばり。

ゴールが見えてきた。

なんとか登りきって御本宮に到着!

金の文字が書かれてた提灯がカワイイ。

たくさんの観光客で賑わっています。
バスツアーのお客さんはここまでで、降りて行きました。

さらに奥社へ

お参りした後、奥社(おくのやしろ)を目指してさらに583段の石段を上っていきます。
ここからは参拝客は半分くらいに減ったような。
道中は木々に囲まれて、とても静かです。
途中、菅原道真を祭った菅原神社がありました。紅白の梅が満開でした。
奥社に到着!

傍らの眺望も綺麗です。讃岐富士、讃岐平野のため池が見えました。

大麻山を目指す

金刀比羅宮の奥社で参った後、山道に入り大麻山を目指しました。

奥社から少し下って戻ると左側に登山道入り口があります。
奥社の標高は421m、大麻山の標高は524m。ゆっくり歩いて1時間で到着。
登山道は前日の雨で一部ぬかるんでいるところがあり、すってんころりんにならないように気をつけて歩きました。

三角点を発見、山頂に到着。

山頂から展望台へ歩いて行きます。30分位かかったかな。
道の両脇には5月はじめ頃に開花するという遅咲きの桜がたくさん植えられていました。

奥社からの景色よりも開けていました。

讃岐富士や、瀬戸大橋が見えました。

展望台では、持参したフィナンシェや焼きドーナツでカフェタイム。

下山してうどん

山頂にあった登山道の掲示板を見て、登って来た道のちょっと下側を通る道に変更。
結果的に、こちらのほうが足場は良かったです。
どちらも奥社の参道につながります。
さて、下山後のお楽しみは、うどん!

参道から住宅地に入ったところにある、こんぴらうどん工場に併設されたお店に行きました。

かけうどん、ぶっかけうどんを注文。
どちらも100円ちょっとで安い!
参道に面した店はかけうどん400円位で、足を伸ばしてみるのがお得です。

下山後とあって、あっという間に完食。
美味しかったなあ。
お店の人が言うには、製麺工場が動いている午前中はもっと麺が美味しいとのこと。
次回は早いうちに来よう。