乾燥いちじく入り全粒粉パン


朝6時。
キャンプサイトの常夜灯が明るくて、ちょっぴり眠りが浅かった。。。
今日も快晴を思わせるような朝焼け。

テントから抜け出し、朝ごはんの準備にとりかかりました。

本日の朝食は、グラハム粉入りパン。
今回は乾燥いちじくを挟んでみました。
それと、目玉焼き、魚肉ソーセージ、ポタージュスープ。

前回のキャンプで焼いたグラハム粉入りパンが美味しくて、ドライフルーツを挟んでもう一回作ってみようとトライしました。
分量と作り方は前回紹介したとおりですが、もう一度紹介しますね。

材料(1斤分)

強力粉150g、グラハム粉100g、スキムミルク大さじ1、砂糖大さじ2、
バター10g、塩小さじ1、水180ml、イースト菌小さじ1、打粉、乾燥いちじく4〜6個

作り方

(1) 出発の日の朝に自宅でホームベーカリーで一次発酵までさせたものをビニル袋に入れ、クーラーボックスに入れて冷やして保存します。

(2) キャンプ場での作業にとりかかります。

打粉をした台の上にパン生地を取り出して、手のひらで生地を押して広げ、四隅を中に折りたたむようにして内側に入れ、表面に綺麗な面を出します。

(3) 綿棒で広げて(今回は忘れたので手の平で広げました)、細かく切った乾燥いちじくを縦に並べて少し巻き込み、残りのいちじくを並べて更に巻き込んでいきます。

(4) 棒状にくるまったパン生地の両端をくっつけて閉じ、輪の状態にします。

輪が小さいようであれば広げていきます。

(5) 表面に切れ目を入れます。なるべく深く入れた方がいいです(今回は浅くなってしまい、焼きあがったパンからはいちじくは見えませんでした)

(6) ダッチオーブンに底網を敷いて、パン生地にかからない程度まで湯を入れ、オーブンペーパーを敷いてパン生地を入れます。

(7) 2次発酵させます。鍋を火にかけて水が沸騰しない程度の温度を保ちます。

(8) 1.5倍近くまで膨らんだら、鍋に入れた湯を捨てて、蓋をして火にかけます。下火と上火は弱火〜中火で20分程焼きます。

(9) 表面に焼き目が付いたら出来上がり!

朝食まであともう少し

パンが焼き上がる頃に、ダッチオーブンの上火で目玉焼きと魚肉ソーセージを焼きました。
前の晩のバーニャカウダで残った茹で野菜を軽く炒めて添えました。
ポタージュスープは手抜きのインスタント。
和風テイストだそうでちょっと新しい味。
美味しかったです。
インターネットサイト「モラタメ」で格安で購入しました。

朝食が完成

所要時間は1時間半。
お腹ペコペコ。

いっただきまーす!!!

グラハム粉入りパンは、前回ちょっと下側が焦げたので、今回はダンナさんが火力調整を慎重に慎重に行った成果で、ちょうどいい具合の焼き目でした。
今回のは2次発酵がよーく進んで、しっかり膨らみました。

今まで知らなかった

”グラハム粉”って、全粒粉の事なんですね
。グラハム博士が全粒粉の栄養価の高さに注目した、ということで、グラハム粉と呼ばれるようになったとか。
2回目にして初めて知りました。
グラハムクラッカーもそういうことか・・・

パンに乾燥いちじくを入れてみたきっかけは、パリの高級パン屋さん「ドミニク・サブロン」(今年5月に大阪・梅田のルクアにもオープン!)で売っていた”パン・オ・セレアル・エ・フィグ”というパンにいちじく(英語でフィグという)が入っていたのを真似してみたかったから。
もちろん、味は本家に全く及びませんが、「いちじく入り!」でお近づきになれて嬉しい。

便利だけども。。。

ところで、ここは電源付きキャンプサイト
自宅から持っていた唯一の電気製品のIHクッキングヒーターが大活躍でした。

朝起き抜けに焚き火で湯を沸かさなくても簡単に湧くし、炒め物も簡単にできるしー。
簡単すぎて、家で料理しているかのうように錯覚してしまいました。
やっぱりキャンプはちょっと不自由な方が充実感があるかも。